カイジkaiji裏カジノ1000倍パチンコ沼_16(最終回)

カイジkaiji裏カジノ1000倍パチンコ沼_16(最終回)
賭博破戒録カイジ 欲望の沼

カイジら6人は協力して3ヶ月の貧窮生活を耐え凌ぎ、地下チンチロで大勝負を仕掛け、カイジの奇策により大槻を倒し、外出に必要な資金を得たが、45組の仲間達はそれをカイジに託し、6人全員の借金返済に必要な6千万円を得ることを依頼した。単独で80万円の現金を持ち、地下から20日間の一時外出をしたカイジは裏カジノを巡ってチャンスを探す。

やがてカイジは偶然出会った男・坂崎と、帝愛グループの裏カジノに置かれた1玉4,000円のパチンコ「沼」で一攫千金を目指すことになる。坂崎はカイジをサポート役にして、自身の計画と資金によって「沼」に挑むが、裏カジノの店長・一条が仕込んだ妨害により惨敗。八方塞がりの状況になるが、カイジは「沼」の攻略法を閃き、計画を練り上げ、利根川失脚のあおりを受けて負債を抱えた遠藤をも仲間に引き入れる。そしてカイジの最後の地上滞在日に、カイジ・坂崎・遠藤の3人は再び「沼」に挑む。

『トネガワ』では本編においての利根川に対する接待の様子が描かれる。この時は、釘がY字状に配置され9割の確率で玉がチューリップへ到達する設定Y、タイミングを計って開くように操作された可動役物、そしてクルーンの外れ穴からアウト玉が飛び出す「フェニックスシステム」が採用され、その結果利根川はジャックポットを出すのだが、余りにも露骨な接待に利根川も呆れていた。

原作では通常のパチンコ機の1.5倍程度の大きさ(坂崎の台詞より)で描かれているのに対し、実写映画版ではカジノの壁一面を占める「巨大モンスターマシーン」として描写されている。また、電動チューリップ上部の可動役物がなくなっている。なお、ジャックポットを達成した人物が兵藤と黒崎に変更されている。

なお、前述の通りこの台は等価交換で、原則としてジャックポットを出せなかった者のつぎ込んだ玉が丸々次の挑戦者への賞金として積み立てられていくため、(いずれジャックポットを出される前提である以上は)理論上、いつまでも店には儲けが出ない。そればかりか、こちらも前述の通りどんなにジャックポットが貯まってなくても3億円分は店が保障するので、そこまで貯まらないうちにジャックポットを出されようものなら3億円に満たない分店の損失になってしまう。

しかし帝愛の人間に対し接待を行うことで、積み立てられた賞金を回収する意味合いを持つと同時に、表向きには「確率は限りなく低いが当たりはある」とアピールすることによって、挑戦者が後を絶たない状況、ひいては「沼」が店の象徴として君臨する状況を生み出している。

カイジたちの前にも多くの者が挑戦したが、実際にジャックポットを出した人物(「達成者」と呼ばれる)は、建前上はカジノ側の接待(帝愛サイドによる賞金の回収、つまり仕掛けもなく簡単に出せる状態)によって出した利根川と兵藤だけであった。

電動チューリップ上の可動役物は、店側から遠隔操作でタイミングを計って閉じてしまうことが可能(通称「ブロック」)。ここを乗り越えたとしても、「クルーン自体」・「パチンコ台本体」・「台周辺のプレイスペース」と3系統に分散した手前への傾斜(リモコン操作で奥に傾けることも可能)に加え、3段目の奥にある当たりの穴の外側に透明なコブが存在し、通常考え得る形での入賞の可能性を潰している。

さらに、通常は「あからさま過ぎる」として没になっているが、緊急時には店側の操作によって、3段目の当たり穴の周囲から空気が噴出できる装置も存在する。また客が台を打つ前には身体・荷物の検査や磁気チェックを行い、さらに台周辺は24時間モニタリングし、遊技には常に店員が立ち会う。またゴトを防止するため、磁石に反応しない真鍮製の弾を不定期に使用している。

理論上のジャックポット確率は、「1/30 or 1/60 or 1/100(それぞれ前述の設定A・B・Cの場合の釘ゾーン)」×1/3(可動役物)×1/60(3段クルーン)=「1/5,400(5400回転=2160万円分の玉を使って約63%の確率で当選) or 1/10,800(同10800回転=4320万円分) or 1/18,000(同18000回転=7200万円分)」になるが、実際は様々な場所に挑戦者に告知されていない鉄壁の防御が施されており、通常のプレイでは攻略することはできない。